会の活動

当会は小所帯とはいっても様々な個性の集まりであり、山行形態の好みも各人各様です。
基本的には個人山行主体の会と考えていただいて結構です。
ただし、年に何回か会主催の全員参加型の山行や行事を設定しています。
目的はメンバー各々の技術の向上、会員間の親睦、そして体力トレーニングと
実施される山行によって違います。

全員参加型、会の行事&山行。メンバーの技術と親睦を深めます。

  • 4月 総会&やまね祭

    4月 総会&やまね祭

    奥多摩周辺のバンガローにて、新年度はじめに行う総会。前年度の活動報告、新役員の選出、予算編成、年間スケジュールを決定、また個人の年間目標を発表する場でもあります(総会終了後は懇親会)。

  • 5月 岩場にてトレーニング

    5月 岩場にてトレーニング

    ゲレンデ(岩場)にて、ロープワークやクライミングの基礎を確認します。メンバーひとりひとりが自分の安全、そしてパートナーの安全を守るためスキルアップを図ります。

  • 6月 やまねかっぷ

    6月 やまねかっぷ

    登山の基本である「歩くこと」と体力トレーニングを目的としたタイムレース。優勝者には「やまねかっぷ」(トロフィー)の授与あり。とはいっても完歩することが第一なので堅苦しく考えないでください。

  • 7月 会山行

    7月 会山行

    夏は主にお盆前後に、クライミング(岩登り)、渓谷遡行(沢登り)、縦走などのパーティが入山。基本的に幕営山行(テントでの寝泊りおよび自炊)が主となります。テントは会の装備が使用できます。

  • 9月 集中山行

    9月 集中山行

    集中山行とは、複数のパーティが決められた時間までに、岩、沢、尾根など別々のルートから同じ山頂を目指すというものです。1999年の第1回より毎年行われています。

  • 遭難対策訓練

    遭難対策訓練

    メンバー各々の技術の向上を目的とした遭難対策訓練を行います。訓練内容は読図、セルフレスキュー、搬送など多岐にわたります。

  • 12月 会山行(雪上訓練)

    12月 会山行(雪上訓練)

    冬山が初めてのメンバーを対象に合宿前にトレーニングを行ないます。冬山での幕営生活の基本やアイゼンやピッケルを使用しての基本動作等を身につけます。雪山装備は会員にお尋ねください。

  • 年末年始の冬合宿

    年末年始の冬合宿

    クリスマス休暇や正月休みは雪山で・・・。とはいえ冬山の厳しさはまた格別。入念な準備と計画が必要です。年により縦走やアイスクライミング等で2、3パーティが入山します。

個人山行、会の活動あなたに合った山を見つけてください。

会の活動以外の登山は、基本的に個人山行となります。
会員それぞれの指向や趣味が最も反映されるのが、この個人山行です。
その形態は様々ですが、例として・・・

より高いグレードのルートの完登を目指し
小川山、城ケ崎、二子山などフリークライミングの岩場に通い続ける人、
谷川岳や穂高岳などでのアルパインクライミングを目標にする人、
長谷川カップなどの山岳レースに挑戦し続ける人、
越後や会津などの渓谷遡行や雪稜をライフワークとする人、

とにかく歩くことの好きな人、花の好きな人、山での食にこだわる人、
とりあえずなんでもやる人・・・と多士済々です。
また、であるからこそ「会の活動」がたいへん重要なのです。
すでにご自分の指向をお持ちの方はもちろん、初心者の方であればひととおり体験してみて、
一番あなたに合った「山」を見つけてください。

個人山行、様々なジャンルを楽しんでいます。

  • ボルダリング

    ボルダリング

    落ちても怪我しない程度の高さの岩、または石を、手足のみで登るロッククライミングの一形態。下に衝撃吸収用のマットを敷いて安全確保をします。ボルダリング部も出来るほど、人気なジャンルです!

  • フリークライミング

    フリークライミング

    ロープ、ハーネス、確保器で安全を確保しながら岩壁を手足のみで登るロッククライミングの一形態。スポーツの一種とも言えます。当くらぶでは最近もっとも人気のあるジャンルのひとつです。

  • クライミングジム

    クライミングジム

    クライミング専用のインドアジムでの練習。フリークライミング、アルパインクライミングのトレーニングとなります。当くらぶでは平日や雨天の週末にトレーニングを重ねています。

  • アルパインクライミング

    アルパインクライミング

    登山の一形態で、岩稜、岩壁などの登攀を指します。フリークライミングとは異なりアブミ(簡易縄はしご)等をフル動員しながら、山頂もしくはその近くまでを目指して登ります。

  • トレイルランニング

    トレイルランニング

    ランニングのスタイルで山に入り、登山道を駆け抜けます。スポーツ競技という側面もありますが、平地のジョギングやマラソンや通常の一般登山では味わえない醍醐味があります。当くらぶの愛好者は、毎年欠かさずレースに出場しています。

  • 沢登り

    沢登り

    山間の沢筋を遡行する登山形態で、夏季が中心です。当くらぶではほとんどの会員が嗜んでいます。滝の登攀もあるのでクライミングの技術は必要不可欠です。一泊二日以上のルートでは幕営、焚き火も楽しめるのでキャンプ色が濃い山行とも言えます。

  • 夏季縦走(夏山登山)

    夏季縦走(夏山登山)

    まとまった休みが取りやすいこのシーズンならではの山行。登山といえば大きなザックを担いで何泊もしながらアルプスの峰々を縦走するというイメージが強いのではないのでしょうか。当くらぶでは毎年数パーティーが北・南アルプスに入ります。

  • ハイキング

    ハイキング

    地図で現在位置を確認しながら、ある程度の距離を歩けることが求められます。(前夜泊)日帰りの1,000~2,000m級の登山が中心です。一般登山道よりも地図上では記載のないマイナールートが人気です!

  • 山スキー、山ボード

    山スキー・山ボード

    積雪期に山の斜面をスキーやボードで滑降します。ゲレンデと異なりリフトがない分、登りは少し大変かもしれませんが、深い粉雪の中をスキーまたはボードで滑り下りる快感は、圧雪されたゲレンデでは決して味わえないものがあります。

  • 冬季アルパインクライミング

    冬季アルパインクライミング

    一般ルートではなく、いわゆるバリエーションルートから山頂(もしくはその近く)まで登ります。 雪山装備として防寒着一式 + アイゼン、ピッケルを装着の上、場所によってはロープで安全確保しながら急斜面を登ります。

  • アイスクライミング

    アイスクライミング

    冬山では沢筋の滝が結氷します。この凍った滝を登るのがアイスクライミングの世界で、両手のバイルと両足のアイゼンで氷を突き刺しながら登ります。クライミングの一形態ですので、ロープワーク技術は必要不可欠です。(写真:八ヶ岳の赤岳鉱泉)

  • スノーシュー

    スノーシュー

    雪山ハイキングです。スノーシュー(西洋式かんじき)を履いて雪面を歩きます。ワカン、スキーやアイゼンよりも、手軽に、より快適に雪上歩行できますが、急斜面向きではないので、アップダウンの少ないコースを歩く、雪山ハイキング。